南西アジアの学生が日本の農業を学ぶために来日
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南西アジア地域のインド・スリランカ・パキスタン・バングラデシュ・ブータン・ネパール・モルディブの高校生と大学生の合計90人が、日本の農業等を学ぶために12月10日から18日の日程で来日する。
この来日は、対日理解促進交流プログラム「JENESYS2018」の一環として実施されるものである。日本政府では、経済成長を続けており民主主義等の基本的価値観を共有する南アジア地域諸国が加盟するSAARC「南アジア地域協力連合」を重視するとともに各種支援と交流事業を実施しており、今回はSAARCに加盟しているインド・スリランカ・パキスタン・バングラデシュ・ブータン・ネパール・モルディブを対象とした事業が実施される事となった。
訪日する一団は、12月10日に来日して、オリエンテーションを受講する。11日は、基調講演の受講と千葉大学NPO植物工場研究会で最先端技術・企業視察を行う。12日からは、長野県と福島県と熊本県に訪問するグループに分かれて行動する。
長野県に訪問するグループは、ホームステイ対面式、ホームステイ歓送会、ホームステイ、白馬高校で学校交流と地方概要説明、白馬村村役場への地方自治体表敬、JA大北りんご選果場での地域産業・企業視察、松本城への歴史的建造物視察、おやき村でおやき作り体験、着物体験等を実施する。
福島県に訪問するグループは、福島県天栄村への表敬、福島県天栄村での地域概要講義の受講、白河ダルマ絵付け体験、おにぎり作り体験、長ネギの収穫体験、道の駅「季の里」視察、福島大学との学校交流等を実施する。
熊本県に訪問するグループは、熊本県庁への表敬、熊本県庁で地域概要講義の受講、茶道体験、和菓子作り体験、熊本城の視察、熊本県立大学との学校交流等を実施する。