東アジア酸性雨モニタリングネットワークの会合に参加
このページの所要時間: 約 1分2秒
日本の環境省は、タイの首都バンコクで11月27日から28日にかけて開催された「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)第20回政府間会合」に参加した事を発表した。
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)は、日本のイニシアティブにより立ち上げられた、酸性雨問題に関する東アジア各国の協力の推進を目的とした政府間ネットワークである。このEANETには、現在では13ヵ国が参加しており、定期的に会合を開催している。今回は、第20回目となる会合が開催される事となった。
今回の会合に参加した国は、EANET13参加国のうちのカンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・タイ・ベトナム・モンゴル・ロシア・中国・韓国・日本の12か国であった。日本からは、環境省の担当官が出席した。
会合では、「中期計画(2016~2020)の実施に関する中間報告」「政策立案者のための報告書(第4版)」「2018年の活動進捗報告及び2019年の作業計画」「関連する国際プログラムの活動状況の共有」に関しての議論が実施された。
日本政府は、今後も引き続きEANETの活動を技術的・財政的に支援していく方針である。