JR東が生活サービス事業を東南アジアに展開

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東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、シンガポールに現地法人「JR East Business Development SEA Pte. Ltd.(JR東日本東南アジア事業開発)」を設立する事を発表した。

JR東日本では、『生活サービス事業成長ビジョン(NEXT10) 』を昨年の11月に発表していた。東南アジア地域においても、この生活サービス事業をより機動的に展開していくため、11月27日付けでシンガポールに現地法人を設立する事となった。

この新会社は、JR東日本が100%出資する完全子会社となり、資本金は約10億円となる。会社設立の目的は、「東南アジア地域における、現地マーケットに根差した事業展開」「グループ内外の企業との共同出資等を通じた、機動的な事業推進」とされており、事業内容は「駅ナカ・駅周辺での商業運営事業」「ジャパンコンテンツの東南アジア進出支援事業」「マーケティングリサーチ」等となっている。

JR東日本グループでは、グループにおけるインバウンド戦略を推進させるため、シンガポールにインバウンド拠点「JAPAN RAIL CAFE」を設立しており、この拠点を通じたインバウンド推進の事業も展開している。