愛知県は乳幼児期の外国人親子への支援取り組みを発表
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愛知県は、多文化子育てサロン普及説明会「乳幼児期の外国人親子をめぐる課題に対応するには~「多文化子育てサロン」とは~」を12月15日・16日・20日に開催する事を発表した。
愛知県には、全国で2番目に多い25万人を超える外国人県民が暮らしており、永住化が進むことに伴って県内で子どもを産み育てる外国人県民も増加している。しかしながら、異国での出産・子育ては言語や文化の違いを背景に戸惑いを生みだし、日本社会で暮らす外国人は子どもの母語と日本語をどのように育んでいくかという課題にも直面している。そのため愛知県は、これらの課題に対応していくための取り組みを進めており、この取り組みの一環として、愛知県が進めている「多文化子育てサロン」事業を知って貰うための説明会を開催する事を決定した。
第1回目は12月15日に愛知県女性総合センター、第2回目は12月16日に豊橋市民センター、第3回目は12月20日に岡崎市民会館2階大会議室でそれぞれ開催される。対象者は、行政職員・保健師・保育士・NPO団体など乳幼児期の外国人親子に関わる人々となる。
当日の説明会では、『あいさつ』『基調講演「乳幼児期の外国人親子を巡る現状と課題について」』『「多文化子育てサロン」事業説明及び実施者による事例発表』『質疑応答』のプログラムが予定されている。基調講演は、第1回目は愛知産業大学短期大学准教授、第2回目は愛知淑徳大学准教授、第3回目は愛知淑徳大学講師がそれぞれ実施する。事例発表は、第1回目はNPO法人シェイクハンズ、第2回目はNPO法人フロンティアとよはし、第3回目はNPO法人みらいがそれぞれ実施する。