長野県はインバウンド対策で外国人にわかりやすい案内標識を設置
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長野県は、増加する外国人観光客の受け入れ体制を整備する活動の一つとして、外国人にもわかりやすい案内標識を設置するための調査事業を実施する事を発表した。
長野県では、本格的な『インバウンド大県』となる事を目指すため、外国人観光客の視点に立ったニーズを把握し、外国人観光客の役に立つ標識の整備を推進する必要があることから、外国人観光客の足どりなどをもとに選定した主要箇所を中心として、外国人目線でのモニター調査を実施し、現状の評価と外国人の視点から考えられる整備、改善の提案を取りまとめる事業を実施する事を決定した。
この事業は、「外国人にもわかりやすい案内標識の調査事業」として、業務受託者を企画提案方式で募集される。主な業務内容は、「調査の実施地域における具体的な案内標識の調査ルートの設定」「モニター調査(外国人チームによる外国人目線での調査)」「既設案内標識に欠けている要素、見せ方等の課題提起」「その他、委託事業者の提案によるもの」となる。業務の実施対象地域は、新幹線・特急・高速バスのターミナル等の一次交通の主要箇所と、当該箇所から二次交通を利用して訪れる主要観光地周辺など県内4地域となる。