大阪府は訪日外国人向けに多言語・災害時対応リーフレットを配布

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大阪府は、関西国際空港のインバウンド需要の回復や安全・安心の確保に向けた取組みとして、関西国際空港で訪日外国人に「多言語・災害時対応リーフレット」を配布する事を発表した。

大阪では、6月の大阪府北部を震源とする地震や、先月の台風第21号等の際に、多くの訪日外国人が、交通機関の運行状況等や必要な情報収集に苦慮する事態が生じていた。そのため大阪府は、地震等災害発生時の対応方法や、緊急時に外国人が日本人と「指さし会話」ができる短文や、災害情報サイトに簡単にアクセスできるよう、QRコードを掲載した多言語のリーフレットを作成した。

今回の取り組みは、大阪府と「防災・減災」等で連携協定を締結しているAIGジャパン・ホールディングス株式会社の傘下企業、AIG損害保険株式会社との共催により実施されたものである。この取組みは、大阪府が取りまとめた「関西国際空港の完全復興に向けた工程案」のうち、「大阪府・関西国際空港全体構想促進協議会等の取組み」の一つとして行うものでもある。

作成したリーフレットは、大阪駅やなんば駅にある大阪観光局の観光案内所等でも配架する予定であり、今後も幅広く配布を行っていく方針である。