アジア航空機サプライチェーンを議論、フォーラム開催

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日本の経済産業省は、「アジア航空機サプライチェーンフォーラム」を11月27日に東京ビッグサイト・会議棟7階国際会議場で開催する事を発表した。

アジア太平洋地域における民間航空機の市場は、今後の需要拡大が予測されており、欧米大手航空機企業はアジアへの拠点設立や現地サプライヤーの活用を始めている。日本企業では、欧米航空機企業の長年のパートナーとして実績を積んでおり、全国に40を超える航空機産業クラスターが立ち上がっている。日本の経済産業省では、このクラスターの連携と国内外発信を支援と一貫生産体制の構築等を支援するため「全国航空機クラスター・ネットワーク」を設立していた。

この全国航空機クラスター・ネットワークと、経済産業省と、独立行政法人日本貿易振興機構が主催する「アジア航空機サプライチェーンフォーラム」が開催される事となった。当日のフォーラムでは、日本の経済産業省から挨拶が行われた後に、マレーシア国際貿易産業省とタイ工業省から「アジアの航空機産業振興の取組」、ボーイング社から「アジアの製造業への期待」、日機装株式会社から「日本企業のアジア進出事例」が説明され、サフラン社・UTC社・タタ・アドバンスド・マテリアルズ社等によるパネルディスカッション、日本貿易振興機構から閉会挨拶が実施される予定である。