外国人児童等の日本語スピーチコンテスト、愛知県で多文化共生のため

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愛知県は、平成30年度「外国人児童生徒等による多文化共生日本語スピーチコンテスト」を開催した事を発表した。

愛知県では、日本語指導を必要とする外国人児童生徒数が7,277人となっており、全国に占める割合は20%を超えて都道府県中最多となっている。そのため愛知県では、国籍や民族などのちがいにかかわらず、ともに学び働き豊かで活力のある『多文化共生』の社会づくりを目指している。この活動の一環として、「外国人児童生徒等による多文化共生日本語スピーチコンテスト」が8月25日に開催された。

『小学生の部』で最優秀賞を受賞したのは、スペイン語を母国としている6年生の「ペルーから、日本へ」となった。優秀賞を受賞したのは、フィリピンの言語の一つであるタガログ語を母国とする6年生の「大丈夫だよ。」となった。特別賞を受賞したのは、スペイン語・ポルトガル語を母国とする4年生の「私の家族は世界地図」となった。

『中学生の部』で最優秀賞を受賞したのは、スペイン語を母国とする3年生の「思うこと」となった。優秀賞を受賞したのは、インドネシア語を母国とする2年生の「私のルーツと夢」となった。特別賞を受賞したのは、ネパール語を母国とする1年生の「私の両親と日本の生活」となった。