東京都がインバウンド支援で派遣型セミナー・アドバイザー派遣

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東京都は、外国人旅行者が安心して快適に滞在できる受入環境の整備を推進する事を目的として、TOKYOインバウンドに関する「派遣型セミナー」と「アドバイザー派遣」を実施する事を発表した。

「派遣型セミナー」は9月19日から支援が開始される。この支援は、講師が指定された都内の施設に赴き、外国人旅行者受入に関する基礎的な知識を提供するセミナーを行うものである。実施出来るセミナー内容の例は、「戦略・マネジメント:インバウンド市場の現状と需要予測」「マーケティング・集客:マーケティング、集客プロモーション」「接客・接遇:外国人旅行者に対する接客・接遇、語学研修」「多言語対応:外国人旅行者に対応した店頭表示、多言語化」「免税・決済:免税、キャッシュレスへの対応」等となる。この支援を受ける事が可能な事業者は、宿泊施設・飲食店・小売店等の都内観光関連事業者と観光関連団体等となる。なお、この支援は最大1回までしか受ける事は出来ない。

「アドバイザー派遣」は9月19日から支援が開始される。この支援は、外国人旅行者受入に取り組もうとする観光関連事業者等に対して、課題・要望を確認の上で事業者のニーズにあわせてアドバイザーを派遣して助言等を実施するものである。この支援を受ける事が可能な事業者は、派遣型セミナーと同様の条件となっている。