ASEANで自閉症と防災人道支援のプロジェクト等が開始
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ASEAN日本政府代表部は、須永大使が、インドネシアのジャカルタ市内のASEAN事務局にて開催された「ASEAN地域における自閉症マッピングプロジェクト」の開始式に出席した事と、「ASEAN防災人道支援調整センター・エクゼクティブ・プログラム(ACEプログラム)」の第5期開講式に出席した事を発表した。
「ASEAN地域における自閉症マッピングプロジェクト」は、アジア太平洋障害者センターが実施するものであり、日本政府は日・アセアン統合基金(JAIF)を通じて支援を行っているものである。開催された開始式には、リム・ジョクホイASEAN事務総長、テート・ブンナーAPCD理事長、ヴォンテープASEAN事務次長等が出席した。出席した須永大使は、プロジェクトの開始を歓迎するとともに、このプロジェクトがASEAN地域の自閉症の人々の権利の保護・促進に貢献することを祈願する旨を述べた。
「ASEAN防災人道支援調整センター・エクゼクティブ・プログラム(ACEプログラム)」は、ASEAN各国の防災機関の幹部候補職員を対象として、このセンターが実施する4か月強の研修プログラムである。日本政府は、JAIFを通じて支援しており、このプログラムは2014年から開始されており、今回の研修は第5期に当たる。開講式には、リム・ジョクホイASEAN事務総長、アデリーナ・カマルAHAセンター所長、ASEAN対話国の大使等が出席した。日本からは須永大使は開講式に出席し、17名のプログラム参加者を歓迎した。