日本産農林水産物の輸出が増加、平成31年の1兆円達成も視野に

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日本の農林水産省は、平成30年1月から6月の上半期の農林水産物・食品の輸出実績を取りまとめた結果、この期間の農林水産物・食品の輸出額は4,359億円となり、前年同期と比較すると15.2%の増加であったことを発表した。

農林水産省では、定期的に農林水産物・食品の輸出実績をとりまとめている。国別の輸出額は、2018年上半期の1位は香港、2位は中国、3位はアメリカ、4位は台湾、5位は韓国、6位はタイ、7位はタイ、8位はシンガポール、9位はオーストラリア、10位はフィリピンであった。

2017年は1位が香港、2位アメリカ、3位は中国、4位は台湾、5位は韓国となっており、2016年は1位が香港、2位アメリカ、3位は台湾、4位は中国、5位は韓国であった。中国への輸出額が年々増加している。

日本政府では、平成31年に農林水産物・食品の輸出額を1兆円まで引き上げる事を目標として、様々な取組を進めている。これらの取り組みの成果もあり、平成25年から5年連続で輸出額は増加している状況である。