オールジャパンで外国人の日本留学をサポートへ
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日本の文部科学省は、日本の成長につながる優秀な外国人留学生の受入れを増加させるために、オールジャパンの日本留学サポートを実現する実施計画「日本留学海外拠点連携推進事業」の公募を行う事を発表した。
文部科学省では、経済・社会のグローバル化が進展し世界的な留学生獲得競争が激化している事を背景とし、日本政府が掲げる『日本再興戦略』で2020 年に『留学生 30 万人計画』の実現を目指すことが明記された等を踏まえて、様々な機関の垣根を越えてオールジャパンで日本留学を促進するための司令塔となる留学コーディネーターを配置する「留学コーディネーター配置事業」を平成 26 年度から実施している。
この事業に関する評価結果や、『外国人留学生の受入推進に関する有識者会議』提言を踏まえて、この事業を発展させて、リクルーティング機能から帰国後のフォローアップまで一貫したオールジャパンの日本留学サポート体制を実現する「日本留学海外拠点連携推進事業」を実施する事を決定した。
提案された事業計画の選定は、客観性・公正性・透明性を担保するために外部有識者による「日本留学海外拠点連携推進事業実施委員会」において審査を行う。なお、応募する団体には、日本国内の幅広い高等教育機関における外国人留学生の受入れに係る業務を実施した実績があることと、日本国内の留学生会と連携した業務や日本留学中の留学生を対象とした行事を実施した実績がある事が要求されている。