マレーシア海軍とベトナム海軍は協力強化
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ベトナム政府は、マレーシア海軍とベトナム海軍との協力を強化させる事等を目的として、ベトナムの国防副長官とマレーシアの海軍司令官が会談を実施した事を発表した。
ベトナムのハノイに訪問したマレーシア海軍司令官を歓迎するレセプションが開催され、ベトナム国防副長官をマレーシア海軍司令官に訪問を歓迎する旨を述べるとともに、現在の両国の海軍間の協力関係を高く評価した。また、両国間の防衛協力は、実用的な成果をあげており、両国の海軍間の定期的な交流は両国の協力関係の強化に大きく貢献しているとの旨を述べた。マレーシア海軍司令官からは、二国間の海軍協力は更なる発展をみせており、両国の防衛協力関係をさらに深めているとの考えを述べた。
マレーシア政府では、ナジブ・ラザク前首相が政府系投資機関1MDBを悪用した汚職を行いつつ、中国政府が掲げている一帯一路政策に積極的に協力し、親中の立場を見せていた。しかしながら、マハティール氏が新首相に就任した事に伴い、中国依存の状況を改善させる方針をとっており、中国以外の周辺関係国との間における協力を積極的に進めている。