日本はASEANでの交通安全対策プロジェクト実施を提案

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日本の国土交通省は、第16回日ASEAN次官級交通政策会合を6月27日に三重県志摩市の志摩観光ホテルで開催した事を発表した。

ブルネイからハジ・スプリ・ビン・ハジ・ラディ通信省副次官、カンボジアからレン・ティン・ユティア公共事業運輸省次官、インドネシアからジョコ・サソノ運輸省次官、ラオスからセンダリス・カティーナザック公共事業運輸省計画協力局長、マレーシアからモハド・カイルル・アディブ・アブド・ラーマン運輸省副次官、ミャンマーからウィン・カン運輸通信省次官、フィリピンからリノ・H・ダビ運輸省次官補、シンガポールからバーナド・リム運輸省国際・セキュリティ局長、タイからコブクル・モタナ運輸省主席顧問(航空経済)、ベトナムからグェン・ゴック・チュエン交通運輸省国際協力局次長、ASEAN事務局からメガサリ・ウィディワティ交通課長等が参加した。

今回の会合で合意した事項は、『新規プロジェクトの大臣会合への提案』として、日ASEAN交通連携のもとでASEANにおける質の高い交通をさらに推進するため、日本から「新航空セキュリティ向上プロジェクト」「交通安全対策プロジェクト」「モバイル・ビッグデータの活用」の3つの新規プロジェクトの実施を提案し、11月にタイ・バンコクで開催予定の第16回日ASEAN交通大臣会合で承認を求めることで合意した。

『プロジェクト成果の大臣会合への報告』としては、日ASEAN交通連携のもとで取りまとめが予定されている「グリーン物流優良事例集」「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」「国際物流網における道路技術共同研究」の成果物に関して、第16回日ASEAN交通大臣会合に報告し承認を求めることで合意した。