ソロモン諸島のホニアラ国際空港に約43億円の無償資金協力

このページの所要時間: 11

国際協力機構(JICA)は、ソロモン諸島のホニアラ国際空港の利便性と安全性の向上に貢献するため、ソロモン諸島政府との間で43億6,400万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結した事を発表した。

この支援は「ホニアラ国際空港整備計画(The Project for the Improvement of the Honiara International Airport)」として、53ヵ月にわたって実施される予定である。この支援を実施する事により、ホニアラ国際空港の安全性の向上と将来的な航空需要の増加への対応と災害時の被害の軽減を図り、更にはソロモン諸島の持続的経済成長に寄与する事を目的として実施される。

具体的に実施する事業内容は既存誘導路・エプロン補修、国際線・国内線駐機エプロン拡張、関連誘導路・航空灯火(誘導路灯、エプロン照明灯等)の整備、既存旅客ターミナル関連施設の改修、国際線出発旅客ターミナルの建設、洪水対策堤防の建設、排水処理設備の改修、X線検査装置等の関連機材の整備等を実施する予定である。また、詳細設計・入札補助・施工監理のコンサルティング・サービスも実施する予定である。