ベトナム・ミャンマーと情報・郵便の協力深化

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日本の総務省は、坂井総務副大臣がベトナムとミャンマーに5月2日から5日にかけて訪問し、現地の政府高官との間における会談などを実施した事を発表した。

坂井総務副大臣は、ベトナムには5月2日から3日にかけて訪問した。現地では、トゥアン情報通信大臣と会談を実施し、情報通信分野に関する協力事項を議論する日とベトナム間のICT共同作業部会について引き続き協力関係を継続していくことで合意し、電波と郵便に関する協力などの進捗状況、放送コンテンツの共同制作について意見交換を実施した。「Japan – Viet Nam Wireless Seminar」に出席し、日本の電波システムの優位性を説明するとともに、ベトナムをはじめとしたASEAN諸国での活用を呼びかけた。日本企業とベトナム航空管制機関との間の実証実験に関する署名式にも立ち会った。また、日本郵便がコンサルティングを行った ハノイ郵便区分センターの視察も実施した。

坂井総務副大臣は、ミャンマーには5月3日から5日にかけて訪問した。現地では、ター・ウー運輸・通信副大臣と会談を実施し、ミャンマーにおける郵便・通信・サイバーセキュリティに関する協力などの進捗状況について意見交換を実施した。ペー・ミン情報大臣とも会談を実施し、日緬両国の協力による番組制作会社の設立や放送コンテンツの共同制作などについて意見交換を実施した。また、郵便分野における協力に関する覚書文書の交換も実施した。