防衛省がパキスタン防衛当局と意見交換
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日本の防衛省は、「第9回日・パキスタン防衛当局間(MM)協議」を4月19日に、「第6回日・パキスタン安全保障対話」を4月20日にそれぞれ東京で開催した事を発表した。
日本政府は、パキスタン政府との間における防衛協力を協議する事等を目的として、「日パキスタン安全保障対話」と「パキスタンMM協議」を2004年1月からそれぞれ定期的に開催している。また、今年の1月には日 ・パキスタン外相会談も開催されており、日本は今後もパキスタンの経済成長を支援しつつ安全保障分野における協力も緊密に実施していく事に合意していた。
「第9回日・パキスタン防衛当局間(MM)協議」には、日本側からは防衛省防衛政策局次長等、パキスタン側からはオベイス・アフマド・ビルグラミ海軍少将・国防次官補等が出席した。「第6回日・パキスタン安全保障対話」には、日本側からは防衛省防衛政策局次長と滝崎成樹外務省南部アジア部長等の防衛省と外務省の関係者が、パキスタン側からはオベイス・アフマド・ビルグラミ海軍少将・国防次官補やイムティアーズ・アフマド外務次官補等の国防省や外務省の関係者が参加した。これらの協議・対話では、日本とパキスタンの安全保障・防衛政策やテロ根絶に向けた取組のほか、地域情勢、二国間の防衛協力等に関する意見交換が実施された。