EPA外国人看護師候補者の国家試験結果は17%が合格

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厚生労働省は、第107回看護師国家試験における経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師候補者の受験者数・合格者数と受入施設名を発表した。

日本政府では、インドネシア・フィリピン・ベトナムから経済連携協定(EPA)に基づき看護師・介護福祉士候補者の受け入れを実施していた。第107回目となる看護師国家試験が2月18日に実施されており、この試験を受験したEPAに基づく外国人看護師候補者は441人であったが、78人が合格した。17.7%が合格した事となる。

国別では、在留資格「特定活動」による4年間の在留期間中に受験したインドネシア人は144人となり16人が合格、フィリピン人が154人となり23人が合格、ベトナム人が39人となり18人が合格となった。帰国者なども104人が受験し21人が合格している。

この78人の合格者を受け入れている施設のうち、56人の受け入れ施設に関しては公表の同意を得られているため、公表されている。

【受け入れている施設(都道府県:受入れ施設名)】

福島県:常磐病院
埼玉県:埼玉医科大学病院
千葉県:千葉・柏リハビリテーション病院、袖ヶ浦さつき台病院
東京都:大内病院、永生病院、世田谷記念病院、久我山病院、桜会病院、西多摩病院、多摩川病院、緑成会病院、池袋病院
神奈川県:AOI国際病院
新潟県:新潟臨港病院、三之町病院
富山県:サンバリー福岡病院、魚津病院
長野県:富士見高原医療福祉センター 富士見高原病院
岐阜県:木沢記念病院、岩砂病院・岩砂マタニティ
静岡県:総合病院 聖隷浜松病院
愛知県:さくら総合病院、春日井リハビリテーション病院、福祉村病院
京都府:京都九条病院
大阪府:堺温心会病院、岸和田平成病院、友愛会病院、平成記念病院
兵庫県:ベリタス病院、南淡路病院
徳島県:松永病院
福岡県:三池病院、飯塚病院
沖縄県:オリブ山病院