海外への質の高いインフラ輸出促進のための表彰制度を創設
日本の国土交通省は、「質の高いインフラ」を代表する海外建設プロジェクト等を表彰する初の表彰制度『JAPANコンストラクション国際賞』の、第1回受賞プロジェクト・企業を決定した事を発表した。
日本政府では、日本国と日本企業の競争力の強化を図るために、日本の「質の高いインフラ」の海外への輸出を積極的に推進している。この活動を後押しするために、国土交通省では「質の高いインフラ」を代表する海外建設プロジェクトや海外において先導的に活躍している中堅・中小建設関連企業の表彰制度『JAPANコンストラクション国際賞(JapaCon国際賞)』を創設した。
第1回目となる「JapaCon国際賞」には、海外建設プロジェクトの10件と中堅・中小建設関連企業7社を国土交通大臣表彰として決定した。この表彰式は4月11日に実施され、同時に受賞プロジェクトと企業のプレゼンテーションも行われる。
【受賞した建設プロジェクト(所在国:プロジェクト名:企業)】
インドネシア:「スナヤン・スクエア」プロジェクト:鹿島建設
ミャンマー:ティラワ経済特別区ゾーンA開発工事:五洋建設
カンボジア:ネアックルン橋梁建設計画:長大、オリエンタルコンサルタンツグローバル、三井住友建設
マレーシア:パハン・セランゴール導水トンネル:清水建設
シンガポール:マリーナ地区高速道路485工事:五洋建設
マレーシア:三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン:三井不動産
アメリカ:I-70ツイントンネル拡幅工事:大林組
モンゴル:ウランバートル市高架橋建設計画:JFEエンジニアリング、建設技研インターナショナル
カタール:ハマド国際空港(カタール新ドーハ国際空港旅客ターミナル・コンプレックス):大成建設
トルコ:ボスポラス海峡横断鉄道プロジェクト:大成建設、オリエンタルコンサルタンツグローバル