自衛隊がベトナム・インドネシア等で交流、PP2018

このページの所要時間: 16

日本の防衛省・自衛隊は、「パシフィック・パートナーシップ2018(PP 2018)」の活動に3月20日から6月2日まで参加し、ベトナム・インドネシア・ミクロネシア・パラオ・スリランカでの活動に参加する事を発表した。

「パシフィック・パートナーシップ(Pacific Partnership)」とは、アメリカ海軍を主体とする艦艇が地域内の各国を訪問して文化活動・医療活動の交流などを行い、参加国政府・軍・国際機関・NGOとの協力を通じて、参加国の連携強化や災害救援活動の円滑化などを図る活動である。この活動は2007年から開始されており、日本政府も参加していた。2018年の今年も同様の活動が実施されるため、防衛省・自衛隊から要員が派遣される事となった。

派遣される部隊は、医療要員の約40人、女性・平和・安全保障(WPS: Women, Peace and Security)セミナー要員の2人と調整要員の約10人となる。また、民間団体から参加としてNGOから約10人も参加する。派遣された部隊などは、ベトナム・インドネシア・ミクロネシア・パラオ・スリランカにおける活動に参加し、関係国との間の相互理解と協力促進と民間団体との協力連携を図り、自衛隊の国際平和協力活動に関する技量の向上を図る。