優秀外国人建設就労者表彰を中国・フィリピン・ベトナム人が受賞

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日本の国土交通省は、技能向上等への日々の研鑽を積む外国人建設就労者を表彰する「優秀外国人建設就労者表彰」に、中国・フィリピン・ベトナムの合計5人を選んだ事を発表した。

日本政府では、2020年に開催する東京オリンピック・パラリンピック大会の関連施設整備等に向けて、一時的な建設需要の増大に対応するための緊急かつ時限的措置として、「外国人建設就労者受入事業」を実施している。この事業に基づいて、今までに約3千人の外国人建設就労者が日本の建設現場で働いている。

国土交通省では、外国人建設就労者の更なる技能向上への日々の研鑽を応援するために、建設技能・コミュニケーションスキルの習得・社会貢献活動に関する取組等が顕著であった者を表彰する「優秀外国人建設就労者表彰」を創設しており、30名からの応募があった。委員長を芝浦工業大学教授の蟹澤宏剛氏が務める「検討・審査委員会」が選考した結果、中国・フィリピン・ベトナムの合計5人が選ばれる事となった。表彰式は、3月19日に霞が関ナレッジスクエア スタジオで開催される。