世耕経産相がシンガポール・ブルネイ・インドネシア等の大臣と会談

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世耕経済産業大臣は、3月2日から4日にかけてシンガポールに訪問し、「第4回RCEP中間閣僚会合」に出席するとともに、会合に出席していた他国の大臣との間で個別の会談を実施した。

「第4回RCEP中間閣僚会合」は、3月3日に開催された。この会合は、シンガポールのリム・フンキャン貿易産業大臣の議長のもとで進められた。ASEAN側からは、RCEPの年内妥結を目指す旨が述べられた。日本の世耕大臣からは、市場アクセス・ルール分野や協力のバランスを取り、一定の質が確保されることを前提として、ASEAN側の考えを支持する旨を表明した。また、世耕大臣からは、事務方に議論を委ねるのではなく閣僚レベルで解決すべき政治課題を絞り込んでいくことの重要性なども述べた。

世耕大臣は、シンガポールのリム・フンキャン貿易産業大臣、インドのプラブー商工大臣、ブルネイのエルワン第二外務貿易大臣、インドネシアのエンガル商業大臣、ともそれぞれ会談を実施した。これらの会談では、RCEPの今後の交渉プロセスの在り方や具体的課題への対処方法について意見交換を行った。