人道支援・災害救援の日ASEAN招へいプログラム開催

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日本の防衛省は、「HA/DR(人道支援/災害救援)に関する日ASEAN招へいプログラム」を2月26日から3月2日にかけて実施する事を発表した。

日本政府は、2016年11月にラオスのビエンチャンで開催された第2回日ASEAN防衛担当大臣会合の際に、日本の独自のイニシアティブの日ASEAN防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン」を表明していた。このビジョンは、会合でASEAN側のすべての国々から歓迎されたために、日本とASEAN間の防衛協力を更に推進していく方針を打ち立てていた。防衛省ではこのビジョンに基づく協力を進めており、この協力の一環として人道支援と災害救援などの

「HA/DR(人道支援/災害救援)に関する日ASEAN招へいプログラム」は、ASEAN全加盟国とアセアン事務局から参加者が招聘されている。このプログラムでは、大規模災害時の日本の対応体制と実績、HA/DRに関するセミナー、視察等を通じて能力向上支援及び相互理解・人的ネットワーク構築の促進を図り地域の安定に寄与することを目的としている。実施する場所は、防衛省と関係する自衛隊駐屯地等となる。