総理補佐官がミャンマー・ラオス訪問、自由で開かれたインド太平洋実現のため

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日本の外務省は、薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官がミャンマー連邦共和国とラオス人民民主共和国に2月7日から10日までの日程で訪問する事を発表した。

ミャンマーに訪問する薗浦補佐官は、防衛省・自衛隊による人道支援・災害救援分野の能力構築支援セミナーの開講式に出席する予定である。ラオスでは、病院整備案件の交換公文の署名式に出席する予定である。また、薗浦補佐官はミャンマーとラオスの両国で、現地の政府要人等と会談を行う。これらの会談を通じて、日本の外交戦略「自由で開かれたインド太平洋」を実現させる事に向けた二国間協力や地域情勢に関する意見交換を行う予定である。

外交戦略「自由で開かれたインド太平洋」とは、安倍首相が2016年8月にケニアで開催されたアフリカ開発会議で打ち出したものであり、自由で開かれたインド太平洋を介してアジアとアフリカの「連結性」を向上させ、地域全体の安定と繁栄を促進させるものである。日本政府は、この戦略を実現させるために、ASEAN各国との間における協力を進めている。