ASEANの連結性強化を支援、河野外相の外交演説
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河野太郎外務大臣は、第196回国会における河野外務大臣の外交演説で、ASEANとの関係も一層強化していく事を述べた。
河野外務大臣の演説では、今後は6つの重点分野を中心に取組を強化していく事を述べた。重点分野は『日米同盟の強化及び同盟国・友好国のネットワーク化の推進』『近隣諸国との協力関係の強化』『自由貿易の旗振り役としてより一層積極的な役割を果たす』『地球規模課題の解決への一層積極的な貢献』『対中東政策を抜本的に強化』『自由で開かれたインド太平洋戦略を推進』である。
『日米同盟の強化及び同盟国・友好国のネットワーク化の推進』の説明を行った際には、日米でアジア太平洋地域に広がる貿易・投資の高い基準作りを主導し公正で実効性ある経済秩序を創り上げるとともに、ASEANを含めたアジア太平洋の地域協力の枠組みを推進していく事を説明した。
『近隣諸国との協力関係の強化』の説明を行った際には、中国政府による東シナ海における一方的な現状変更の試みは断じて認められるものではないとしたうえで、東シナ海を「平和・協力・友好の海」とするべく日中間で議論を進めていくと説明した。そのうえで、アセアンとは、日本で開催される日メコン首脳会議の機会等を活用して連結性強化に一層取り組んでいくと説明した。