内閣補佐官がベトナムとマレーシアに訪問

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薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官は、ベトナムとマレーシアを12月10日から14日の日程で訪問し、現地の政府高官との間において両国関係強化のための協議などを実施した。

ベトナムに訪問した薗浦内閣補佐官は、グエン・スアン・フック首相への表敬訪問を実施した。薗浦補佐官からは、TPPの大筋合意とAPECの成功に関するフック首相のリーダーシップに感謝を伝え、「自由で開かれたインド太平洋戦略」のもとで二国間協力を更に具体化していきたい旨を伝えた。フック首相からは、ベトナムは投資環境改善に全力を挙げており今後も両国間の協力を進展させ、「自由で開かれたインド太平洋戦略」によるイニシアチブを歓迎する旨の発言が行われた。

薗浦内閣補佐官は、ホアン・ビン・クアン党中央対外委員長、グエン・チー・ヴィン国防次官、グエン・スアン・タン・ホーチミン国家政治学院院長との会談も実施し、日本とベトナムは海上法執行分野や捜索・救難分野での能力向上支援などの協力を進めていくことを確認した。

マレーシアに訪問した薗浦内閣補佐官は、ムスタパ・モハメド国際貿易・産業大臣、シャヒダン・カシム首相府大臣、ズルキフェリ・ビン・モハド・ジン国家安全保障事務局長と会談を実施した。これらの会談では、両国間における経済協力に関する協議を実施した。