ミクロネシアで日米豪人道支援・災害救援共同訓練が開催

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航空自衛隊の航空幕僚監部は、米豪空軍との相互運用性の向上を図る事と、人道支援・災害救援に係る能力の向上を図る事を目的として、ミクロネシア連邦等で実施される「日米豪人道支援・災害救援共同訓練」に12月6日から16日の日程で参加する事を発表した。

訓練が実施される場所は、アメリカのグアム島アンダーセン空軍基地、ミクロネシア連邦、パラオ共和国や北マリアナ諸島の周辺空域などとなる。日本から参加する部隊と参加航空機は、航空自衛隊の航空支援集団 第1輸送航空隊(小牧基地)のC-130H×1機の約25人となる。アメリカの空軍からはC-130Jの3機、オーストラリア空軍からはC-130Hの1機が参加する。実施される訓練は、航空輸送・物料梱包・物料投下訓練を予定している。この訓練への実機の派遣を伴う参加は、航空自衛隊としては今回で3回目となる。

日本政府は、南シナ海・東シナ海で強硬的な開発を進める中国政府を念頭におき、太平洋地域においても、アメリカ空軍・海軍との間における共同訓練を積極的に実施している。