日ASEAN情報通信大臣会合、サイバーセキュリティでの協力強化

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日本とASEAN加盟10か国間における情報通信分野の協力などを協議する「第12回日ASEAN情報通信大臣会合」が、カンボジアのシェムリアップで12月1日に開催された。

日本政府からは総務審議官などが参加した。アセアン側からは、ブルネイのハジ・ムスタパ・シラット通信大臣、カンボジアのトラム・イムテック郵便・電気通信大臣、インドネシアのルディアンタラ通信情報大臣、ラオスのタンサマイ・コマシット郵便・電気通信大臣、マレーシアのジャイラニ・ジョハリ通信・マルチメディア副大臣、ミャンマーのチョー・ミョー運輸・通信副大臣、フィリピンのエリセオ・リオ・ジュニア情報通信技術大臣代行、シンガポールのヤーコブ・イブラヒム情報通信大臣、タイのピチェート・ドゥロンカベロートデジタル経済社会大臣、ベトナムのグエン・タン・フン情報通信副大臣、ASEAN事務局のレー・ルオン・ミン事務総長などが参加した。

開催された会合では、この1年における日本とアセアン双方のICT分野の協力施策を評価し、今後1年間の日ASEAN間の協力や連携施策についてとりまとめた。また、現在実施している、ASEANとのサイバーセキュリティ分野での人材育成協力の強化を目指すプロジェクトに関しては、その第2段階の開始を実施する事で大筋合意した。