世耕経済産業大臣がASEAN等の国と個別の二国間会談

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日本の経済産業省は、世耕経済産業大臣がベトナムとフィリピンに11月7日から13日の日程で訪問し、ベトナム・インドネシア・ブルネイ・ニュージーランド・ロシア・オーストラリア・ロシア等の各国の大臣と個別の会談を実施した事を発表した。

世耕大臣は、APEC閣僚会議と日ASEAN経済大臣会合とRCEP閣僚会合に参加するためにベトナム・ダナンとフィリピン・マニラに訪問していた。これらの会議・会合には各国から大臣級が参加していたため、この機会をいかしてアセアン各国やその他の国の大臣級との個別の二国間会談が実施される事となった。

ブルネイのリム第二外務貿易大臣との会談では、RCEPについて意見交換を実施した。リム大臣からは、長年に渡る石油・ガスの二国間協力等についての感謝の言葉が述べられた。

ベトナムのアイン商工大臣との会談では、二国間協力や地域の経済連携に関して意見交換を実施した。9月に両大臣で署名した「戦略協力パッケージ」の一つの成果であるエネルギー分野の協力覚書にも署名を行った

インドネシアのエンガル商業大臣との会談では、日ASEAN経済関係についての意見交換を実施した。

フィリピンのロペス貿易産業大臣との会談では、ASEAN議長としてのこれまでの尽力に感謝を伝えるとともに、質の高いRCEPの妥結に向けて交渉を加速していくことについて合意した。ロペス大臣からは、RCEPに対する日本の協力や、日ASEANフェアに対する日本の貢献に感謝する旨の発言が述べられた。