日本はASEANとスポーツ分野の協力を推進
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日本の文部科学省の外局であるスポーツ庁は、「第1回日ASEANスポーツ大臣会合」をミャンマーの首都ネーピードーで10月11日に開催し、日本とアセアンはスポーツ分野における協力を進めていく事に合意した事を発表した。
この大臣会合には、日本政府からは水落敏栄副大臣が共同議長として出席し、ASEAN加盟国(インドネシア・マレーシア・ラオス・ミャンマー・ブルネイ・フィリピン・カンボジア・シンガポール・タイ・ベトナム)の政府関係者とASEAN事務局も出席した。また、ミャンマーのミン・トゥエ保健スポーツ大臣も共同議長を務めた。
水落副大臣からは、ASEANスポーツ5カ年計画を踏まえて、今後の日本とASEANの協力と提案について説明し、参加者達との間で「体育・指導者の育成」「アンチ・ドーピングに関する能力開発」「障がい者スポーツの発展」「女性のスポーツ実施率の向上」の4つの領域を優先的ターゲットとすることで合意した。各国の参加者達からは、今までの日本からのスポーツ・フォー・トゥモロー事業等による協力に対する感謝の意が示されるとともに、協力の更なる発展への期待が伝えられた。
会議のプログラムの一環として、スポーツや健康に関する日本の優れた製品・サービス・取組を紹介する展示会も同時開催されていた。