茨城県で外国青年と地域住民が交流する塾が開催
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日本の総務省は、学校での語学指導や地域における国際交流活動等に従事する外国青年と地域活動に取り組む地域住民との出会いと交流の場である「第2回JET地域国際化塾」を、茨城県との共催で10月4日から6日にかけて開催する事を発表した。
総務省では、外国青年を日本に招致し小中高校での外国語教育や自治体での国際交流業務に活用する事業「JETプログラム」を実施していた。このJETプログラムを更に発展させる、外国青年の地域活動への一層の参加を促進することを目的として、JETプログラムにおいて誘致した外国人青年と、日本の地方公共団体とその地域住民が交流する場を設ける塾が新たに開催される事となった。
「第2回JET地域国際化塾」に参加する者は、JETプログラムに参加している外国青年やJETプログラム卒業生や自治体・地域活動関係者の合計約70人となる。初日には、茨城大学人文社会科学部教授から『日本の「地域活動」について』の基調講演が実施され、グループディスカッション・グループワーク等も実施される予定である。2日目には、「西塩子の回り舞台保存会」「茨城町地域おこし協力隊」「偕楽園外国語観光ボランティア」「結いプロジェクト」「北条街づくり振興会」「真壁街並み案内ボランティア」等の事例視察が実施される予定である。3日目には、参加した外国青年による成果発表が行われる。