世耕経産相がフィリピン・タイ・ベトナム訪問

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日本の経済産業省は、世耕経済産業大臣がフィリピン・タイ・ベトナムに9月8日から15日の日程で訪問し、各国政府の大臣等との間における会談を実施した事を発表した。

フィリピンでは、ロペス貿易産業大臣と会談を実施した。この会談では世耕大臣から「フィリピン産業ビジョン策定に向けた日本提案」が手交された。受け取ったロペス貿易産業大臣からは、フィリピンの産業政策の参考にしたいとの旨が述べられた。また、シンガポールのリム貿易産業大臣、インドのプラブ-商工大臣、オーストラリアのチオボー貿易・観光・投資大臣とも個別に会談を実施するとともに、「日ASEAN経済大臣会合」「RCEP閣僚会合」等の会合にも参加した。

タイでは、プラユット首相・ソムキット副首相・ウッタマ工業大臣等への訪問と会談を実施した。これらの会談では、今までにタイの経済成長に貢献してきた日本企業の役割を評価するとともに、今後も日本企業の投資に期待している旨が述べられた。

ベトナムでは、フック首相、チュン・ハノイ市人民委員長、ハイ・ハノイ市書記、アイン商工大臣等への訪問と会談を実施した。これらの会談では、RCEP、TPP、APECなどの地域経済情勢について協議が行われ、今後も両国は協力を推進していく事で合意した。