日本はASEANと朝鮮半島・東シナ海・南シナ海情勢を協議
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日本の防衛省は、「第9回日ASEAN防衛当局次官級会合(アジア太平洋地域における共通の安全保障課題に関する防衛当局高級事務レベル会合)」を9月12日・13日に開催し、日本とASEAN間で朝鮮半島・東シナ海・南シナ海情勢等の問題を協議した事を発表した。
この会合には、アセアン加盟国のカンボジア・ラオス・タイ・ブルネイ・マレーシア・ミャンマー・インドネシア・フィリピン・ベトナム・シンガポールの10カ国の防衛分野の次官級が参加し、日本政府からは真部朗防衛審議官が参加して議長を務めた。
13日の本会合では、「ASEAN50周年―成果と更なる一体性の強化」「地域の安全保障情勢」「『ビエンチャン・ビジョン』―現状と今後の見通し」の3つのテーマに従って出席者の間で意見交換が実施された。意見交換を実施した結果、成立から50周年を迎えたアセアンの安全保障面におけるこれまでの成果を確認するとともに、これを更に発展させていくためには協力していく事が重要であるとの認識を一致させた。また、『朝鮮半島情勢』『東シナ海及び南シナ海情勢』『地雷・不発弾』等の地域における多岐にわたる共通の課題を確認し、日本とアセアンは緊密に連携して共に対応していくことが重要との認識で一致した。