日ASEAN学生会議が開催、平和と繁栄のために交流
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日本の外務省は、アセアン地域の若者との間における交流を深化させる事等を目的として、「日ASEAN学生会議」を9月19日から26日までの日程で開催する事を発表した。
日ASEAN学生会議は、対日理解促進交流プログラム(JENESYS2017)の一環として実施されるものである。対象となる国は、ASEAN加盟国(インドネシア・カンボジア・シンガポール・タイ・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・ミャンマー・ラオス・マレーシア)となり、合計で大学生等の約120人が来日する。
会議では、「平和と繁栄のために日本とASEAN諸国の青年ができること」をテーマにおき、日本とアセアン各国の大学生達が4つのグループに分かれて、それぞれが課題を持ち、福岡県・熊本県・岩手県・宮城県に訪問する。岩手県に訪問するグループは「自然災害考える」、宮城県に訪問するグループは「経済開発を考える」、福岡県に訪問するグループは「環境問題を考える」、熊本県に訪問するグループは「地域における社会活動を考える」を課題としている。
それぞれのグループは現地で、課題に関連した講義の聴講や施設の視察などを実施する。帰国前には、東京で成果報告会を実施し「行動宣言」を発表する予定である。