日本はASEANにおけるコールドチェーン物流構築を支援
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日本の国土交通省は、アセアン地域における質の高いコールドチェーン物流を促進させる事等を目的として、「第12回ASEAN物流専門家会合」を開催した事を発表した。
日本政府では、アセアン各国との間において2003年から『日ASEAN交通連携』に基づいた協力を進めている。現在はASEANにおける質の高いコールドチェーン物流の促進に向けて協力を進めており、この協力に関する協議を行うために第12回目となる物流専門家会合が開催される事となった。
今回の会合には、アセアン側からはラオス・ブルネイ・カンボジア・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ミャンマー・タイ・ベトナムの交通担当省が参加した。会合では、民間事業者のニチレイロジスティクスやヤマトホールディングスより、日本の高品質なコールドチェーン物流サービスが紹介された。アセアン各国からは、ソフトとハードの両面からの課題が指摘された。ガイドライン案に関しては、策定の必要性が共有されるとともに、ASEANにおいて質の高いコールドチェーン物流の構築のためには物流事業者と政府がこのガイドラインに基づいて連携して取り組んでいく必要性について合意した。