石井大臣がシンガポールとマレーシアに日本の新幹線をトップセールス
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日本の国土交通省は、石井国土交通大臣がシンガポールとマレーシアに8月27日から30日の日程で出張し、両国の政府関係者に対して日本の新幹線を導入するようにトップセールスを実施した事を発表した。
シンガポールに出張した石井国土交通大臣は、「第三回シンガポール高速鉄道シンポジウム」に参加した。このシンポジウムの開会スピーチで大臣は、日本とシンガポール間の関係が良好である事に触れ、シンガポール・マレーシア間の高速鉄道計画には、日本の新幹線で培った経験・技術・ノウハウなどをシンガポールの関係者と共有して、日本とシンガポール間におけるパートナシップ関係を更に強化していきたい旨が述べられた。
シンガポールでは、コー・インフラ統括大臣兼運輸大臣とウォン国家開発大臣と会談を実施した。これらの会談では、日本からの情報提供に感謝の意が述べられた。
マレーシアでは「海上交通管制のためのASEAN地域訓練センター設立記念式典」に参加した。石井大臣は来賓挨拶で、アセアンの航行安全対策強化の一環として日本の支援により設立されたASEAN地域訓練センターの意義を語るとともに、日本とアセアン間における更なる協力関係が発展する事への期待が述べられた。
マレーシアでは、ナジブ首相やガニ第二財務大臣やライ運輸大臣などと会談を実施した。これらの会談では、日本の新幹線技術に対して高い関心がしめされた。