ベトナム・インドネシア首脳会談、経済・防衛分野の協力強化

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ベトナム政府とインドネシア政府は、ベトナムの実質的最高責任者であるグエン・フー・チョン書記長とインドネシアのジョコ・ウィドド大統領が23日に会談し、両国は経済・防衛分野などの幅広い分野における協力を強化していく事で合意した事を発表した。

ベトナムの最高責任者であるグエン・フー・チョン書記長は、22日から24日の予定でインドネシアに訪問している。ベトナムの書記長がインドネシアに訪問するのは58年ぶりとなる。

グエン書記長とジョコウィ大統領は会談で、グエン書記長のインドネシア訪問は両国関係において歴史的な重要な出来事であり両国の戦略的パートナーシップ関係を強化していくものとなるとの認識を共有した。今後も、両国関係を強化させていくための施策を協力して実施していく事で合意した。

経済分野における協力は、両国間の貿易を活性化させ、石炭・米・食品・ガソリンなどの分野における投資を進めていく事で合意した。

国防・安全保障分野における協力は、特にテロ対策・サイバー犯罪対策・麻薬売買・人身売買等に関する協力を進めていく事で合意した。南シナ海問題に関しては、南シナ海は平和かつ安定であり自由が確保されるべきとの認識を共有した。両国間において発生している南シナ海のナトゥナ諸島における排他的経済水域(EEZ)の争いに関しては、早期に解決させるための交渉を進めていく事で合意した。

チョン書記長は、ジョコウィ大統領のベトナム訪問を要請し、ジョコウィ大統領はこの要請を受諾した。