自衛隊は南アジア各国と親善訓練

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日本の自衛隊は、海上自衛隊がスリランカ海軍と親善訓練(通信訓練・戦術運動)を22日に実施し、航空自衛隊がインドとスペインに国外運航訓練を23日から26日に実施する事を発表した。

海上自衛隊が実施した今回の親善訓練は「スリランカ海軍との相互理解と友好親善の深化」「海上自衛隊の戦術技量の向上」を目的として、スリランカ南方海域において22日に行われた。参加した部隊は、海上自衛隊側は第2護衛隊の護衛艦「あまぎり」となり、スリランカ海軍側は哨戒艦「SAMUDURA」であった。

航空自衛隊が実施する特別輸送機による国外運航訓練は、南アジアと欧州の未経験空港に係る「飛行経路」「航空交通管制の状況」「離着陸時の特性」「駐機要領」等を確認する事を目的として実施されるものである。訓練は23日から26日にかけて、インドのサルダール・ヴァラップバーイー・パテール空港とスペインのトレホン・デ・アルドス空軍基地を目的飛行場として実施される。使用される航空機はB-747となる。参加する部隊は、航空幕僚監部と航空支援集団となり、36人が参加する。