ASEANとの関係は良好、中国外務省
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中国外務省は、中国政府とASEAN間における関係は良好であると見解を示した。
中国外務省で27日に実施された定例記者会見の際に、記者から「私達は、王毅外務大臣がタイとフィリピンに訪問した際に、中国とアセアンとの関係に関するいくつかの発言を行った事に注目しています。また、王毅外相は昨日にASEAN諸国の大使との間におけるグループミーティングを実施しています。中国はASEANとの関係が重要である事を強調してきました。中国は、現在の中国とASEANとの間における関係構築に満足しているのですか?」との旨の質問が行われた。
この質問に対して外務省の報道官は、「中国政府は、中国とASEANとの関係を非常に重視しています。今年はアセアン設立50周年を迎え、来年は中国とASEAN間における戦略的パートナシップ関係を構築した15周年を迎えます。中国とアセアンの関係は、両者が努力した結果、健全かつ安定して発展しております。両者の今後の関係も、見通しは明るいです。」と、両者の関係が良好である旨を述べた。
その後に「中国の王毅外務大臣がタイとフィリピンに訪問した件に関しては、既に関連情報を公開しています。昨日に、ASEANの大使と会談した際に、王毅外相は関係強化のための3つの提案を実施しています。1つ目は、中国とASEAN間の関係は、未来に焦点を合わせて新しい時代を作っていく必要があるという事です。2つ目は、東アジアにおける協力は、新たな機会をつかんでいく必要があるという事です。3つ目は、南シナ海問題を解決するには、妨害活動を防ぐ必要があるということです。」との旨を述べた。