中国外相がタイとフィリピンの外相と会談

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中国の王毅外相が、7月24日から25日の日程でタイとフィリピンに公式訪問し、それぞれの国の外相と会談を実施する。

フィリピン政府の発表によると、王毅外相とアラン・カエタノ外相は25日に会談を実施し、シャングリラホテルで記者会見を実施する。会談で両者は二国間関係を強化させるために、幅広い分野における協力を深化させるための意見交換等を実施する。南シナ海問題に関しては、中国政府からはオランダのハーグ仲裁裁判所が下した判決を前提とした話し合いを実施しないように要求しており、フィリピン政府もこの要求を受け入れる姿勢を見せていることからも、経済協力を軸とした話し合いによる解決方法が模索させる予定である。会談後には、協力覚書などに署名が行われる予定である。また、王毅外相はフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領への表敬訪問も実施する予定である。

タイにも訪問する王毅外相は、ポラマットウィナイ外相と会談を実施し、経済・インフラ整備・防衛分野等に関する協力を深化させるための意見交換を実施する予定である。