岸田外相がASEAN加盟国の大使等と昼食会
このページの所要時間: 約 1分16秒
日本の外務省は、岸田文雄外務大臣がASEAN加盟国との間の交流を強化する事等を目的として、在京しているASEAN各国の大使等と11日に昼食会を実施した事を発表した。
今回の昼食会は、港区麻布台にある飯倉公館において開催された。ベトナムからはクオン大使、マレーシアからはイドゥリス大使、カンボジアからはキムター大使、ラオスからはスンダーラー大使、ブルネイからはハニファ大使、フィリピンからはラウレル5世大使、インドネシアからはタスリフ大使、シンガポールからはタックユー次期大使、ミャンマーからはソー公使参事官、タイからはチャイワイウィット次席公使が参加した。また、日本アセアンセンターからは藤田正孝事務総長が参加した。
開催された昼食会で岸田大臣は、日本政府とASEANは今までに40年以上の間にわたりアジア地域における繁栄と平和のために協力関係を築いてきた事を述べるとともに、今後も不透明感がただよう現在の国際情勢においても法の支配に基づく自由で開かれたアジアを発展させていくために、両者は協力関係を強化していくべきであるとの旨が述べられた。また、日本政府は設立50周年を迎えるアセアンに対して、引き続き出来る限りの支援を実施していく事を述べた。
ASEANの大使などからは、大雨により福岡県・大分県で被害が発生している事へのお見舞いの言葉が述べられた。また、北朝鮮などの地域情勢や東アジアの経済秩序等に関して、岸田大臣との間で意見交換が実施された。