日本はASEAN における質の高い交通を推進
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日本の国土交通省は、「第15 回日ASEAN 次官級交通政策会合」を日本のハイアットリージェンシー京都で4日に開催した事を発表した。
日本政府では、「日ASEAN 交通連携」に基づきアセアン各国(シンガポール・ブルネイ・タイ・インドネシア・マレーシア・ベトナム・ミャンマー・フィリピン・ラオス・カンボジア)との間における交通分野における連携を進めている。今年の10月には「第15回日ASEAN交通大臣会合」が開催されるため、この大臣会合を実施する前に各種調整などを行う事などを目的として次官級交通政策会合が開催される事となった。
交通政策会合を実施した結果、「新規プロジェクトの大臣会合への提案」と「プロジェクト成果の大臣会合への報告」に関して合意した。大臣会合へ提案する新規プロジェクトは、『日ASEAN コールドチェーン物流プロジェクト』『ASEAN 地域における航路の維持管理ガイドラインの策定』『航路指定による安全対策ガイドラインの策定』の3つとなる。大臣会合で報告するプロジェクトは『ASEAN 港湾防災ガイドライン』『交通分野における利便性優良事例集』の2つとなる。また、京都府交通政策課長よりASEAN 加盟国の代表に対して、京都府の風土・産業や交通分野の状況等が紹介された。