防衛省が日ASEAN乗艦協力プログラムを実施

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日本の防衛省・自衛隊は、シンガポール共和国周辺海域において、護衛艦「いずも」艦上で「日ASEAN乗艦協力プログラム」を19日から23日の日程で実施する事を発表した。

日本政府では、アセアン加盟国との間における防衛協力を深化させる事等を目的として、昨年の11月に「第2回日ASEAN防衛担当大臣会合」を開催していた。この会合で日本政府は、今後の日本とアセアンにおける防衛協力の指針として、「ビエンチャン・ビジョン~日ASEAN防衛協力イニシアティブ~」を表明していた。この協力イニシアティブに基づき、アセアン地域の安定に寄与することを目的として「日ASEAN乗艦協力プログラム」が初めて実施される事となった。

このプログラムでは、アセアン全加盟国(ベトナム・フィリピン・シンガポール・インドネシア・カンボジア・マレーシア・タイ・ブルネイ・ミャンマー・ラオス)から参加者を招へいしている。プログラム内容は、「人道支援・災害救援分野及び海洋に関する国際法分野のセミナー」「各種訓練の見学」「体験搭乗」等を予定している。このプログラムを体験して貰う事で、「法の支配」を貫徹するための国際法の認識の共有等を図る。