陸上自衛隊の幕僚長が太平洋陸軍種シンポジウムに参加
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日本の陸上自衛隊は、米太平洋陸軍と米陸軍協会がハワイのホノルルで共催した「太平洋陸軍種シンポジウム(AUSA・LANPAC)」に陸上幕僚長が参加し、参加国との間で交流を深めた事を発表した。
米太平洋陸軍と米陸軍協会では、アジア太平洋地域の陸軍種のリーダーや研究者等を招聘し、この地域における陸軍種の役割や平素・有事における統合への貢献を行う事を目的として、毎年シンポジウムを開催している。2017年の今年は、5月22日から25日の日程で開催され、約30か国が参加した。
今回のシンポジウムでは、日本の陸上幕僚長は「地上軍の役割と展望」をテーマとする第1パネル・ディスカッションにパネリストとして参加した。このディスカッションでは、同盟国の立場から米陸軍等と連携した陸上自衛隊の今後の取組みについて説明し、陸上自衛隊の取組みに関する参加者の理解を得た。
陸上幕僚長は、アメリカのブラウン太平洋陸軍司令官・ジャン韓国陸軍参謀総長との日米韓の懇談にも参加し、情勢が厳しさを増す中で3ヵ国の協力を推進する必要性について認識を共有した。