神奈川県は民間業者の外国人観光客の受入環境整備を支援
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神奈川県は、外国人観光客の受入環境整備を支援するため「神奈川県外国人観光客受入環境整備費補助金」の申請を募集している事を発表した。
神奈川県では、訪問する外国人観光客の満足度を向上させ、リピーターの増加や新たな誘致を図る事等を目的として、外国人観光客の受入体制を整備していた。この体制整備を更に加速させるために、新たに民間業者が外国人観光客の神奈川県内周遊につながる施設整備等を行う場合に、費用の一部を補助する事を決定した。
補助の対象となる事業は、「神奈川県観光魅力創造協議会」が認定した1,076件の観光資源や、これらの観光施設などを周遊する間に立ち寄る地点や施設の受入環境を整備する事業が対象となる。具体的に対象となるものは、「無料公衆無線LAN環境の整備」「外国語表記の整備」「無料で利用可能な便所の整備」となる。この3つの事業への補助率は、それぞれ1/2となり金額にも上限が設定されている。
「無料公衆無線LAN環境の整備」では、ネットワーク回線設置・無線LAN機器購入・設置工事費が補助対象となり、補助上限金額は1観光資源毎に20万円までとなる。
「外国語表記の整備」では、外国語表記による観光案内版の設置・外国語による観光アプリ作成、ウェブサイト作成、マップ作成・外国語音声案内ツールの整備などが補助対象となり、補助上限金額は1事業者に200万円までとなる。
「無料で利用可能な便所の整備」では、新設、建替え・和式便器から洋式便器への改修、便器、手洗い場の増設・内外装リフォームなどが補助対象となり、補助上限金額は1事業者に300万円までとなる。