スリランカ洪水被害に日本と中国はそれぞれ支援を実施
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スリランカで24日から続いた豪雨により、スリランカ南西部において洪水や土砂崩れが発生し、170人以上の死亡者が発生している。この災害に対して日本政府と中国政府はそれぞれ支援を実施する事を発表した。
日本政府では、スリランカ政府からの要請を受けてJICA(国際協力機構)を通じてテント・スリーピングパッド・プラスチックシートなどの緊急援助物資を供与する事を決定した。今回の支援を決定した理由は、日本とスリランカとの間における友好関係を鑑み、人道支援のため緊急援助を行う事を決定したと発表している。
中国政府では、スリランカ大統領に災害の犠牲者とその家族などに心から慰問する旨のメッセージを送った。このメッセージの中では、中国政府は友好関係であるスリランカ政府が被害を受けた事をわが身に起こった事のように感じており、この被害に対して全力で支援を実施していく方針である事を表明している。
スリランカでは、ごみ処分場で堆積物が崩落する事故が4月に発生しており、この際にも日本と中国はそれぞれ緊急援助物資を供与する支援などを実施していた。