AIIBは加盟国を85カ国まで拡大へ
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アジアインフラ投資銀行(AIIB)の総裁は年内までにAIIBに参加する国を85カ国まで増加させる方針である事を明らかにし、中国外務省はAIIBは新しい参加国を受け入れている事を発表した。
中国外務省で23日に実施された定例記者会見の際に記者から「AIIBの総裁は、今年末までにAIIBに参加する国を85カ国まで増やす予定であると述べています。中国外務省の見解を教えて頂けますか?」との旨の質問が行われた。
この質問に対して中国外務省の報道官は「AIIBは、策定した協定の元で新しいメンバーが参加する事を認めている、オープンかつ包括的な国際金融機関です。AIIBの創設国である中国としてはAIIBの成長は喜ばしい事です。AIIBは、世界経済の回復を促進させ、地域のインフラ整備を促進させ、これらの地域を発展させるための役割を果たしていく役割を担う事を期待していします。」との旨が述べられた。
AIIBでは、5月に実施した理事会で新たに参加申請した国の参加を承認したことから、現在は77カ国が加盟している状況となっている。85カ国の目標を達成するには、後8カ国の加盟が必要な状況となっている。