古民家等を活用した外国人観光客の地方誘致
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日本政府観光局(JNTO)と株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)は、古民家等の歴史的資源を活用した外国人旅行者の地方誘客促進に向けた連携を実施していく事を発表した。
日本に訪問する外国人旅行者数は昨年に初めて2千万人を超えたが、外国人旅行者の旅行先は東京や大阪等の大都市を回るルートに集中しているため、地方創生の観点からは様々な地域に外国人旅行者を誘致する事が必要となっていた。そのためJNTOとREVICは、古民家をブランド化したうえで地域資源の一つとして活用し、広範なエリアにおいて歴史的な街並み・生活文化・食文化等を体験する事が可能な滞在型ツーリズムを展開する事等を目的とした連携を進めていく協定を締結した。
JNTOとREVICは締結した協定に基づき、当面は古民家等の歴史的資源を活用して「地方への外国人旅行者誘致に関する海外発信」「地方への外国人旅行者誘致に関する調査・情報収集」「観光施設の効率的効果的な海外発信に向けた仕組みづくり」に関する連携と協力を進めていく。