トヨタグループの豊田通商と愛知県が県内企業の海外進出を支援
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愛知県とトヨタグループの総合商社である豊田通商株式会社は、愛知県内企業の海外展開を支援する協定を締結する事を発表した。
愛知県では県内の800企業が海外に進出しており、グローバル化が進む現状では、今後も県内企業の海外進出が増加するとみられている。愛知県では海外進出をサポートする活動を既に実施しており、バンコクと上海に「海外産業情報センター」を設置し、民間の金融機関や国の公的機関との連携の元で、県内企業への幅広いサポートを実施している。このサポートを更に手厚くするために、海外で幅広い事業を展開している豊田通商との提携を実施する事を決定した。
締結する予定の協定は、両者は「海外展開に関する情報提供」「海外展開に関する相談対応」「海外展開に関するセミナーの開催」に関して連携・協力し、県内企業の海外展開を支援していくものとなる。具体的には、県内企業は愛知県の「あいち国際ビジネス支援センター」に相談を行い、その後にセンターから豊田通商に紹介が行われ、豊田通商が情報提供や相談対応を行う事となる。
豊田通商は、愛知県の企業に有益な情報を提供出来るように、今後も愛知県との連携を強化していく方針である事を表明している。