タイとベトナムは防衛協力で合意

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ベトナム政府は、タイ王国軍のスラパン・スワナ・アース(Surapong Suwana-adth)国防省長官とグエン・スアン・フック首相がハノイで会談し、ベトナムとタイは防衛協力を強化していく事で合意した事を発表した。

会談でフック首相からは、2012年に締結した防衛協力に関する合意に基づき、両国は更なる防衛分野における協力を進めていくべきだとの旨が語られた。また、ベトナムは両国の発展のためにタイとの協力を進めていき、ASEANと世界の平和のために今後も防衛対話を実施し各種情報等の共有を行うべきであるとの旨が語られた。

タイのアース国防省長官からは、両国は今後も防衛分野における協力関係を維持していき、この協力を促進する事に合意する旨が述べられた。

ベトナムは南シナ海の領有権問題で中国政府と争っているために、近隣諸国との間における防衛協力を進めている。ベトナムと国境を接するラオスとカンボジアは中国寄りの姿勢を見せているため、その背面に位置するタイとミャンマーとの防衛協力を強化している。